エイズの感染経路は主に3つあります。いずれも正しい知識があれば感染を防ぐことができます。
精液や腟分泌液を介して、あるいは出血を伴うような性行為による感染です。
膣の中や性器、尿道、肛門の中などの粘膜は、傷などもつきやすく、エイズウイルスが侵入しやすい状態になっています。
性交時は摩擦などで皮膚が傷ついたり、炎症を起こしたりすることがあり、HIVに感染しやすい状態です。
さらに性感染症にかかっているときは、性器や粘膜に炎症が起こっている可能性が高く、さらに感染リスクが上がるので注意が必要です。
輸血、血液製剤、注射器の共用、臓器移植などがHIVの感染経路になります。
HIV陽性血液の輸血が行われた場合、40〜90%の確率でHIV感染すると推定されています。
日本では献血血液のHIV抗体スクリーニング検査の実施により、輸血による感染の新たな報告はほとんどなくなりました。
ただし、医療体制の整備がなされていない外国での医療行為を受ける際には、まだまだ注意が必要です。
WHOの報告によると、HIV感染者の母親から生まれてくる赤ちゃんが感染する可能性は30%といわれています。
しかし、帝王切開で出産したり、母乳を与えないようにすることによって、感染率はかなり下がることが分かっています。
最近は、感染している妊婦にエイズの治療薬AZT(アジドチミジン)を投与することで、母子感染率が約1/3に下がったという海外での報告もあります。
エイズの感染経路は主に3つあります。いずれも正しい知識があれば感染を防ぐことができます。
Copyright エイズの感染経路はいくつあるのだろうか? 2011